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理事(1名)募集中!

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トポス・ギア・タ・ペイディアでは理事(1名)を募集しています トポス・ギア・タ・ペイディアは、子どものための施設です 具体的には、子ども食堂、自由学校、シェルター、ヤングケアラー支援、子育て相談などを行います。 企業形態としては一般社団法人にする予定です。施設としての自由を担保したいからです。 一般社団法人では、理事2名、監事1名が必要です。 現在、理事1名、監事1名が決まっていますが、もう1名理事が必要です。 できれば、管理栄養士の資格を持っている方を希望しています。 興味のある方は、メールでお問合せください。   thess151619@gmail.com

【緊急】政治家のみなさんへ「子ども虐待防止策イベントin千葉2021」へのお誘い

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   私は「子ども虐待防止策イベント 2021 」の「ネット広報スタッフ」です。     明日、 12月5日(日) 13:30~16:30  市原市五井駅前の五井会館にて『子ども虐待防止策イベント in 千葉 2021 』が開催されます。   このイベントは、 ①        虐待サバイバー当事者が、自分の虐待体験を「親への手紙」の形で告白します。 ②        ライターの今一生氏が、公式統計と関連法規で子ども虐待の基礎知識を講演します。 ③        集まった政治家×サバイバー×一般市民で「新しい虐待防止策」を話し合い、そもそも虐待をさせない仕組みづくりを考えます。     虐待は 「子どもの問題」だけではありません。 何故なら、大人になっても虐待後遺症に苦しむサバイバー(生存者)が少なくないからです。心身の不調や生きづらさなどを抱えて苦しんでいます。     サバイバーが欠けても、政治家の先生方が欠けても、イベントの価値を保つことができません。     サバイバーは 虐待の痛みや苦しみを知っています。 しかし、 条例を作ることも、法律を改正することも、予算を付けることもできません 。ですから、 政治家の先生方の力がどうしても必要です。     このイベントは、すべて市民・学生ボランティアの手で運営され、開催費は、寄付金によって成り立っています。千葉での開催は今年が初めてです。来年、開催できるかどうかは不明です。  ぜひ、サバイバーの生の声を聴いていただき、施策に生かしていただきたいというのが、私たちの切なる願いです。     千葉では、参加表明された政治家の先生方が5名と、定員の10名にはまだ足りない状況になっております。 詳細はこちらより https://chubacuba.blogspot.com/2021/10/302021.html  

その他の虐待

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今一生『子ども虐待は、なくせる』 2020年 日本評論社   フリーライターの今一生さんは、その著書『子ども虐待は、なくせる』の中で、「虐待の定義を、子ども視線で読み直す」ことが必要であるとして、   1. 経済的 虐待  2. 教育虐待  3.  文化的虐待  4. ヤングケアラー の4つを虐待として「児童虐待の防止に関する法律」の「虐待の定義」に加えることを提案されています。  基本的に 子 どもが親からされて嫌なことは「虐待」である と捉え直すことが必要でしょう。そうするとカテゴライズすることのできない虐待が無数にあることになりますね。詳しくは、『子ども虐待は、なくせる』を、ぜひ、読んでくださいね。   子どもの自由、子どもの人権 を守ることを最大限に考えていかなければならないことになります。  具体例として子どもの授業に出る自由と、出ない自由について考えてみましょう。   私「授業に出るか、出ないかを決めるのは子どもの自由です。すると、必ず悩む子供が出てきます。遊びたいけれど、勉強が遅れるのは心配だとね。」   お母さん「うちの子は、静かに授業を受けたいだけなんです。騒ぐ子だけ授業を受けなければいいんじゃないですか?」   私「騒ぐ子だけ授業を受けさせないのであれば、それは授業を受けない自由ではなく、排除の論理だということがわかりますか?」   お母さん「・・・。」   私「自由であるということは、選択肢があるということです。選択肢があるとき子どもは悩みます。悩みながら、選び取ることで、思考力も育つのですよ。」  この会話の意味、お分かりいただけたでしょうか?

「子ども虐待防止策イベント in 東京都下2021」に参加しました

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  11月3日(水)多摩市で行われた「子ども虐待防止策イベント in 東京都下2021」に参加してきました。  始めに4人の虐待サバイバーの方が、それぞれの虐待経験を話してくれました。虐待の中身はそれぞれ違っても、 子ども時代の苦しさ、辛さがよくわかり胸にささりました。 また、 大人になった今も生きづらさを抱えている ことも語られました。私だけではないんだと励まされた気持ちにもなりました。  次いで、ライターの今一生さんが、 子ども虐待の基礎知識 を、約50分にわたって話してくださいました。スライドを多用して、 公式統計や関連法 、具体的事例や防止策提案もあり、とても分かりやすく、また、問題の根深さを考えざるを得ない講演でした。  15分の休憩をはさんで、集まったサバイバー・政治家・一般市民で、新しい虐待防止策を話し合いました。和気あいあいとした雰囲気の中で、前向きでよい議論ができたと思います。政治家のみなさんは、「短期民間養護者制度」に関心を持たれたようです。今一生さんが、サバイバーズ・ミーティングを通して、私たちサバイバー一人ひとりから聞き取ってまとめてくださった23の「新しい防止策」の提言が、多摩地区のどこかの市で実現してくれることを願わずにはいられません。  私も、「虐待親の排除」について意見を述べさせていただきました。  次は、11月20日(土)神奈川・平塚 https://kanagawa-kodomo2021.blogspot.com/  11月21日(日)東京・新宿です。 https://love-all-children.blogspot.com/  新宿は、私も参加させていただきます。 みなさん奮ってご参加ください。

「子ども虐待防止策イベント in 東京都下2021」参加予約を!

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  11月3日(水)「子ども虐待防止策イベント in 東京都下」が行われます。 イベントを開催する価値(今一生氏のブログより)  このイベントを開催する目的は、「子ども虐待を防止する」というぼんやりしたものではありません。  あくまでも、虐待防止の成果をまったく出せない従来の政策ではなく、 新しい防止策を議論し、それを議会の場へ届け、実現させること に あります。  そのための手段として、このイベントでは以下の3点を内容に盛り込まれます。 ① 3人の虐待サバイバー当事者が自分の被害体験を人前で語る   ② 子ども虐待に関する公式統計と法制度に基づき、課題を解説する ③ サバイバー・政治家・市民の3者が「新しい防止策」を議論する みなさん、奮ってご参加ください。 詳しいことは、下記リンクをご覧ください。 https://love-chil-toka.blogspot.com/2021/09/1132021.html 予約は、メールで受け付けています。 pc.toka@gmeil.com

心理的虐待

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    虐待の定義、4回目は心理的虐待についてです。まずは、「児童虐待防止に関する法律」から見てみましょう。 四  児童に対する著しい暴言又は著しく拒絶的な対応、児童が同居する家庭における配偶者に対する暴力(配偶者(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。)の身体に対する不法な攻撃であって生命又は身体に危害を及ぼすもの及びこれに準ずる心身に有害な影響を及ぼす言動をいう。第十六条において同じ。)その他の児童に著しい心理的外傷を与える言動を行うこと。   法律の言葉は、難しいですが、おじけづかないで一つ一つ見ていきましょう。  まずは、暴言又は著しく拒絶的な対応です。簡単に言えば悪口です。「バカ」とか「死ね」とか「産むんじゃなかった」など言われ続けると、人格を否定された気分になり、健全な自尊心が失われ、心が傷を負ってしまいます。それを「心的外傷(トラウマ)」と言います。悪化すると精神疾患につながることもあります。  もう一つは、いわゆる面前DVと言われるものです。例えば、父親が母親に対して暴力を振るうのを見て育った子どもも「心的外傷(トラウマ)」を負うことが、科学的にも認められています。    何度も言うようですが、「児童虐待の防止に関する法律」そのものには罰則規定がありません。子どもが亡くなってしまったり、怪我をしたりの場合でも、処分は刑法に基づいてしか行えないのが現状です。そして、刑法では、心理的暴力に対する規定は、限られた場合にしかありません。この現状を変えていけるようにしたいですね。  ご意見をお寄せください。  連絡先(メール): thess151619@gmail.com

ネグレクト

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   前回の更新からだいぶ時間が経ってしまいました。  今日は、「虐待の定義」その3「育児放棄(ネグレクト)」についてです。まず、「児童虐待の防止に関する 法」の規定を見てみましょう。 三  児童の心身の正常な発達を妨げるような著しい減食又は長時間の放置、保護者以外の同居人による前二号又は次号に掲げる行為と同様の行為の放置その他の保護者としての監護を著しく怠ること。   つまり 、食事を十分に与えないこと、子どもだけ残して遊びに行ったり旅行したりすること、病気や怪我でも病院へ連れて行かない、清潔な衣服を着させないなどの行為があげられます。  また、同居人が子どもに対して虐待を行っているにもかかわらず、見て見ぬふりをすることもネグレクトです。  監護というのは、監督し保護する意味だそうです。要するに子どもが必要とするケアをしないことがネグレクトです。  私は赤ちゃんの頃、自動授乳器で育てられたそうです。母親に抱かれて、ミルクを飲んだことがないそうです。これはネグレクトに当たるかどうか、皆さん考えてみてください。私には、よくわからにので・・・。  ネグレクトも可視化されにくい虐待です。虐待されているかもしれないと思ったら189番か110番に通報しましょう。  ご意見お聞かせください。   thess151619@gmail.com